ZARDの思い出

Youtubeで目に止まったZARDの特集。
デビューは1991年。

ちょうど、私が中学校1年生の時がデビューなのかー。

ミュージックステーションに出てて、いつもタモリさんが絶賛していたのを思い出す。私にとってのZARDって、そうやってテレビで見た印象が強かったので、その後、全く露出がなくなり、謎めいた歌手となっていったことが意外だった。

負けないで、が大ヒット。春の選抜の入場曲にもなったよねぇ。音楽の教科書にも載ったと聞いたことがある気がするので、その後の世代にも、ずっと歌い続けられていそう。

揺れる想いとか、君がいない、とか。高校の時に、よく歌ってたなー。
当時は、あまり歌詞を読み込むこともなかったけれど、いま、読み返してみると、すごく繊細で、ココロに響く言葉が並んでる。

 

中高の頃に、テレビやラジオを通して、何度も何度も聞いた曲の数々。でも、その後は歌番組にでないこともあってか、印象は薄くなっていったかもなぁ。

そして、2007年5月に転落死とともに活動終了。
闘病していたことも良く知らなくて、でも、亡くなったニュースがあったことはビックリして覚えてる。享年40歳。既に彼女が人生を終えた年齢を、私は超えていて、なんともやるせない気持ちだわ。。。

 

ZARDといえば、ミュージックステーションでの思い出を除けば、いつも謎めいていて、アンニュイで、伏し目がちな横顔の写真しかなくって。ZARDとして活動する前に、グラビアやレースクイーンとしての経歴があったということが、なんともミスマッチに感じてた。実際は、どんな人だったんだろうなぁ。どんな思いで、グラビアやレースクイーンの仕事をしていたんだろうか。

今日見たドキュメンタリーでは、歌手を志して、そのためのチャレンジであったようだけれど。回り道にみえそうで、近道で。目標をしっかりと定めて前進を続けていたこと、すごいなぁ。清楚な雰囲気からは想像つかないんだよなぁ、セミヌード写真だとかハイレグのレースクイーン姿だとかって。

ミュージックステーションで見せていたのも、伏し目がちで、優しい声で、そして、いつも極度に緊張しているような印象だったよねぇ。それが理由で、その後テレビに出なくなったとも、ネットに書いてあった。真実は、いかに。

ZARDを見ようと思ったわけでもなく、ふと目に止まったのが、今日見たドキュメンタリーだった。言葉を大切にすること、そして、自分の中から言葉を紡いでいくこと。今の私に刺さる色々を、どうもありがとう。

どうやら、5月27日が命日らしくて。転落したのが2007年5月26日だったと。13年前の今日、ちょうど、病院で生死をさまよっていたタイミング。

やり残すことのないように、毎日を、誠実に生きる。いつだって、自分に正直に。いつもご機嫌でいたい。あらためて、そんな風に思わせてくれて、ありがとう。