言葉にすることで分かりやすくなる、けど、陳腐になる。

就職活動中の大学生と面接対策と称してオンライン面談。

幼い頃から最近に至るまでの様々な人となりを表すエピソードを聞きながら、「問題解決能力あるな」「リーダーシップ発揮したんだな」「創意工夫をしながら、自分なりの解決策を編み出して実行するのが得意なんだな」とかとか、脳内で変換しながら聴いていた。

つまりは、それって、「XXXXX」ってこと?

と、言い換えた言葉を発してみて、ドキッとする。なんて陳腐な纏め方をしてしまうのか、、、、、と。それと同時に、「XXXXX」ってこと?と言いたくなるような、しっかりとしたイメージを伝えるだけの言語化が出来ている彼女は、きっと、面接うまくいくとおもうよ!と、なんだか分からないけれど、太鼓判を押したくなる衝動に。

「相手の印象に残るような、インパクトあるキャッチフレーズを自己紹介で言ってみよう!」なんてメソッド?を聞いたりするけれど、そのキャッチフレーズと実際の人となりに乖離があったら元も子もない・・・。キャッチフレーズを付けることよりも、まずは、発する言葉と態度と全身全霊をもって素直に真摯にあることが、何よりも大事なことじゃないかなぁ、なんて思った次第。

分かりやすいキャッチフレーズは、受け手側が勝手にメモしてくれればしめたものだと思うんだよねー。「あぁ、この子はXXXな人だったね」と面接官の中で言語化されると、合格への一歩を踏み出すことになるんじゃないかなぁ。

それは、あざとく、自分でキャッチフレーズをつけることでもなくて、、、ってのが、難しいところ。(´・ω・`)